「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た感想(ネタばれ有り)

ロッキー・ザ・ファイナル

ロッキー・ザ・ファイナル ★★★★
監督 シルベスター・スタローン
販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

 

こんにちは。

しんじです

今回はついに「ロッキー」の最終章「ロッキー・ザ・ファイナル」を観ました

青春時代に数々のスタローンの映画を観てきた世代はこの映画を観るかどうか迷ったはずです

僕も一番きれいだった頃のスタさんを観てきたから、年老いたスタさんを観るのが怖い思いがありました(すごくがっかりしそうで・・・

まぁ、もうすでに「クリード」や「ランボー最後の戦場」も観てるので今さらですが・・・

この映画は2006年に作られまして「ロッキー5」から16年以来のロッキーシリーズです。

「ロッキー5」の監督はスタさんではなく「ロッキー(無印)」の監督ジョン・G・アヴィルドセンがメガホンをとっていましたが、この「ロッキー5」がやはり不評でロッキーシリーズの最後を飾るには疑問符がついたようで、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られることになったという話があります。(でも本当かはわかりません。)

僕も「ロッキー5」のラストはボクシングに命を燃やしたロッキーシリーズの最後を飾るには乱暴すぎると思いました

だから、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られるこの経緯は納得できます

ちなみに今回のボクシングの相手「メイソン・ディクソン」は本物のライトヘビー級世界チャンピオンのアントニオ・ターバーがやっています。

 

〇ストーリー

ロッキーがボクシングを引退し長い年月が経っていた。最愛の妻・エイドリアンも死去し、ロッキーもすでにじじい扱いされるような年齢になっていた。

ロッキーは死んだエイドリアンの思い出を胸に「エイドリアンズ」というレストランを経営していた。


フィラデルフィアでレストランはなかなか繁盛していて、ワインレッドのジャケットを羽織りロッキーはストーリーテラーとして客前に死闘の数々を話していた。

コンピューターシミュレーション

ある日、TV番組で現・ヘビー級チャンピオンの「メイソン」と伝説のチャンピオン「ロッキー」が闘ったらどちらが勝つのかをコンピューターシミュレーションする企画があった。

コンピューターはロッキーの勝利と判定し、多くの批評家もメイソンは現役時代の「ロッキー」には敵わないと評した。

メイソンは内心は面白くなかったがただのTV企画と流していた。

一方ロッキーはそんな番組に触発されてか、自分の心の中の炎を無理やり押し込めながら過ごしていた思いが弾けてしまった。

「自分はボクサーだ。どんな形でもボクシングをやりたい。」

ロッキーはプロライセンスを取り戻した。

そこに目を付けたのがメイソンのマネージャー。

ラスベガスにてチャリティ企画としてエキシビジョンマッチ「メイソンVSロッキー」をやりたいと持ち掛けた。

「ロッキーは自分の心の炎があっても燃やせない人もいる。あなたには燃やす場所がある。」と助言をもらう。

「それがある限りボクサーである自分は闘う。」と心に決めた。

試合開始。

ロッキーとメイソンの試合は多くの批評家の予想をくつがえす、凄まじい試合になっていった。

まるで現役時代を思わすようなロッキーのファイト。

「じじぃが・・・」と舐めていたメイソンだが、試合が始まると次第に自分にとって「この試合」の意味を理解していくのだった。

そう、メイソンは以前にボロジムにいたころのトレーナーに「おまえは本物のボクサーとと闘うべきだ。それを戦った後にお前は本物のボクサーになれる。」と告げられていたのだ。

 

試合が終わり、ロッキーは赤い花をもっていつものようにエイドリアンの墓に参った。

〇感想

正直、をいくつつければいいかわからなかった

懐古主義のための映画なのか、それともスタローンからの現役を退こうとする人へエールを送る映画なのか?

そのなかで僕はこれはどちらでもないと結論づけました

この映画はつまりは「ロッキー(無印)」と同じなんだと思いました。

俳優としてポルノ男優をやるなど年齢を重ねてもなかなかうだつが上がらなかったスタローン。

しかしひとつの「ロッキー」という脚本を手掛け、その映画の主役をやることでハリウッドスターへとなった。

「ロッキー」という映画も自分はクズではないという証明をするため偉大なチャンピオン「アポロ」と闘う。

そして負けるものの大切なもの(エイドリアンを含め)得ていった

まさに「ロッキー=スタローン」ですよね。

「ロッキー・ザ・ファイナル」も今現在のスタローンを投影している映画なんだと思う。

アクションスターとして紆余曲折した時期もあった。

でもやっぱりスタローンはアクションスター。

年取っても「ロッキー」として戦うし、その活躍の場がある限り「エクスペンダブルス」や「ランボー」だってやっていく。

そういうスタローンの「生涯現役」の意思表明の映画だったのじゃないかと思います

この心の中のくすぶりは恒例のスタローンが本音をぶちまける場面で叫んでいますよね。

「時々、息が苦しくなる。激しい思いを抑えきれなくなる。こんなに苦しいなんて。」

そして「観る側はその姿を観て感じてくれればいい。」というスタンスだったのだと思う。

だから観る人の年齢や立場によってこの映画の評価は様々なのです。

映画としては4つしかつけなかったが、この前「ランボー5」を作ると発表したスタローン。

いまの年齢は71歳(2018年現在)

きっと嘲笑するひともいるでしょう。

だが「ロッキー・ザ・ファイナル」の映画はまだ続いている。

ロッキーの炎はまだスタローンのなかで燃え続けているのです。

そういう意味では「ロッキー・ザ・ファイナル」とスタローンに★★★★★プラス★★★の満点をあげたい

そうそう、もうひとつ書きたいことがありました

今回はエイドリアンが死んだ後のお話で、ロッキーの背中を押す役でひとりの女性が出てきます。

リトル・マリー
リトル・マリー

この女性が「ロッキー(無印)」で悪ガキとたむろしていた女の子。

ロッキーが付き合う仲間を選ばないとだめだと注意して家に送り届けたとたん「くそったれ。ロッキー」と悪態をついた女の子でした。

この場面のスタローンの寂しそうな演技がそのときとても印象的だったからよく覚えています。

ちょっとうれしかったです

 

今度は「クリード」の感想を書きます。

 

あなたがスタローンを好きな人だったら、スタローン映画はどれが好きですか?

コメントお待ちしてます。

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shinji

投稿者: shinji

PADIインストラクター。 pukupukumarineにて伊豆のガイド、ライセンス、各種PADIプログラムを開催。 また映画が大好きなので丘ダイバーの時に映画について語ります。

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