「クリード」を観た感想(ネタばれ有り)

クリード

クリード チャンプを継ぐ男 ★★★★☆彡
監督 ライアン・クーグラー
販売元 ワーナー・ブラザース・エンターテイメント

こんにちは。

しんじです

今回は「クリード」の感想を書きます。

こちらは2015年に公開された映画です。

ロッキーシリーズの最新作で位置づけとしてはスピンオフ作品です。

僕はこの映画を2回鑑賞いたしました。

もしもあなたが「ロッキーシリーズ」に強い思いれがあるならば、この映画をロッキーという映画を観るつもりで観ない方がいいと思います。

僕は1回目の鑑賞の時にロッキー映画をみるように「クリード」を観ました。

その時の感想を★の数で表すと「★★★」くらいです。

でも2回目の鑑賞の時はロッキーは「ロッキー・ザ・ファイナル」で終わったという認識で「クリード」をまったく新しい映画として観ました。

その結果は上記に記された通り満点に近い★の数になりました。

 

〇ストーリー

児童施設からアポロ・クリードの妻メアリーの元に引き取られた少年。

彼の名はアドニス・ションソン。

アポロの浮氣の上にできた子供だ。

彼はメアリーのもとで荒れた気性もなくなり真っ直ぐに育っていった。

企業の社員となり将来を期待される存在だった彼は突然、辞表を提出する。

そして父アポロ・クリードの古巣のジムに足を運ぶ。

だがジムのトレーナーはアドニスを受け入れず、逆にスパーリングでKOされてしまう。

帰宅後すぐにメアリーに気づかれ「あなたが父親の影を追うのは仕方がない。でもボクシングをするなら出て行って」と言われてしまう。

フィラデルフィア「エイドリアンズ」はもう閉店の時間。
壁に飾られたアポロとロッキーの試合の写真をながめるアドニス。
白髪の混じったロッキーが近づくと
「アポロとの試合は実は第3の試合があった。それはいったいどちらが勝ったんだ。」と質問される。

ロッキーは驚きながら「なぜ知っている?誰に聞いたんだ?」と聞き返す。
アドニスはアポロの息子ということを告げ、自分のトレーナーになってほしいと頼む。
アドニスは幾たびか足を運び、基本の練習方法教えてもらう。
そしてミッキーのジムに通いはじめたアドニス。
まもなく彼は同ジムの若手との試合を組まれる。

ロッキーの指導のもとアドニスは勝利をおさめるが、マスメディアにアポロの息子とばれてしまう。

 

場所はイギリス。

ここに「コンラン」というヘビー級チャンピオンがいる。
彼は無敵を誇るチャンピオンだが素行の悪さが災いして試合相手がいない。
彼のマネージャーはコンランの最後の相手に「アポロ・クリードの息子」アドニスを指名する。

コンランは現役チャンプ。

アドニスは無名のボクサー。

だが「アポロ・クリードの息子」というだけで選ばれたアドニスは、ロッキーに迷いを告げながらも試合を望む。

「アドニス・ジョンソン」は「クリード」の名を許さない。
自分の中でひとり思い悩むアドニス。
しかし恋人「ビアンカ」の助言とフィラデルフィアの街のひとの励ましに自分の悩みが自分の中だけのことであることを知る。

試合をして「勝つ」ことを決意する。

ロッキーからアドニスへの特訓が開始されるや、突然ロッキーが倒れてしまう。

病院で癌を告げられるロッキー。

しかしロッキーは治療は受けないと断る。

アドニスの説得も虚しく「おまえは家族じゃない。」とつい口にしてしまったロッキー。

「家族とのつながり」というものに人一倍ナイーブなアドニスへ放った言葉にロッキーは後悔する。

一時は荒れてしまったアドニスだがロッキーの本当の心からの言葉にアドニスは怒りを涙とともに拭い去る。

そしてロッキーから治療をする約束とりつけるとアドニスはロッキーの期待に応えるためロッキーの世話と練習に励む。

試合当日。

緊張するアドニス。

控室にひとつの荷物が届いていた。
開けると「星条旗のトランクス」
そう、偉大な父アポロ・クリードが履いていたあのトランクスだ。
母メアリーからの贈り物だ。
腰回りには「ジョンソン」そして「クリード」の名が冠してあった。

 

序盤はコンランの圧倒的な力に翻弄されてしまうアドニス。
だが、彼の強い想い。

インターバル中、『「自分は不良品ではない」そのことを証明する試合なんだ。』とロッキー告げる。

ロッキーは「俺はミッキーがいなくなった時にアポロに救われた。そして今、おまえにも救われた。」とアドニスに言葉をかける。

あと30秒あれば・・・
しかし結果はコンランの判定勝ち。

『次のチャンプはおまえだ。「クリード」の名に誇りを持て。』
とアドニスへ言葉を贈るチャンピオンのコンラン。

会場からは「クリード」のコールが鳴り響く。

フィラデルフィアの美術館の階段の上。

街を観ながら「おれの人生は悪いものじゃなかった」というロッキー。

「おまえはどうだ」とアドニス・クリードに声をかけるのだった。

 

〇感想

実に素晴らしい映画です

この映画では年老いたロッキー。そして病気で弱々しくなったロッキーを観ることになりますが、ロッキーの熱い情熱はアドニス・クリードへ受け継がれていきます。

この映画はロッキーシリーズではありますがロッキー映画ではありません。
アドニス・クリード映画なんです。

だからアドニスに関わるロッキーはロッキーという存在だけで現在のロッキーの生活や背景をあまり描いていません。
だからロッキー映画を観るつもりだと拍子抜けしてしまいます

目線をアドニス・クリードにうつして映画を観るとアドニス・クリードの事が濃厚に描かれそこにロッキーという存在が光を放ちます

僕が好きな場面はやはりアドニスがコンランの試合に「自分は不良品じゃない」と証明する戦いをロッキーに告げるところです。
これってアポロとロッキーの試合と同じですよね。

すごく監督がスタローンをリスペクトしているって思いました

そしてアドニスが倒れ、もう立てないと思う瞬間「アポロ・クリード」の姿が出てきます。


まじで鳥肌立ちました

監督はスタローンをリスペクトしながら「ロッキー(無印)」の作品にも敬意をはらっています。

そして美術館の階段の上で「俺の人生は悪いものじゃなかった。おまえはどうだ。」
これはアドニスに「次はおまえの番だ」ってロッキーの心の炎をアドニスに渡した気がします。

今、この映画を思い返すと本当に良い映画だったなぁて改めて思います

 

実は僕はこの映画を観ている最中、監督はスタローンかと思いました。
映画を観ているうちに監督はスタローンではないことに気が付きました。
スタローンの映画はもっとシンプルに正直な思いのぶつかり合いを前面にだす映画だし、男女のベッドシーンを長くは描きません。(あってもあっさり)

今度「クリード」の続編ができるって噂を聞きましたが、この作品が良かったので「もうつくらないで。」という思いです

 

あなたが「クリード」を観た感想をきかせてください。

コメントお待ちしてます。

クリード チャンプを継ぐ男 [ シルベスター・スタローン ]

価格:1,000円
(2018/5/19 01:06時点)
感想(5件)

「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た感想(ネタばれ有り)

ロッキー・ザ・ファイナル ★★★★
監督 シルベスター・スタローン
販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

 

こんにちは。

しんじです

今回はついに「ロッキー」の最終章「ロッキー・ザ・ファイナル」を観ました

青春時代に数々のスタローンの映画を観てきた世代はこの映画を観るかどうか迷ったはずです

僕も一番きれいだった頃のスタさんを観てきたから、年老いたスタさんを観るのが怖い思いがありました(すごくがっかりしそうで・・・

まぁ、もうすでに「クリード」や「ランボー最後の戦場」も観てるので今さらですが・・・

この映画は2006年に作られまして「ロッキー5」から16年以来のロッキーシリーズです。

「ロッキー5」の監督はスタさんではなく「ロッキー(無印)」の監督ジョン・G・アヴィルドセンがメガホンをとっていましたが、この「ロッキー5」がやはり不評でロッキーシリーズの最後を飾るには疑問符がついたようで、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られることになったという話があります。(でも本当かはわかりません。)

僕も「ロッキー5」のラストはボクシングに命を燃やしたロッキーシリーズの最後を飾るには乱暴すぎると思いました

だから、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られるこの経緯は納得できます

ちなみに今回のボクシングの相手「メイソン・ディクソン」は本物のライトヘビー級世界チャンピオンのアントニオ・ターバーがやっています。

 

〇ストーリー

ロッキーがボクシングを引退し長い年月が経っていた。最愛の妻・エイドリアンも死去し、ロッキーもすでにじじい扱いされるような年齢になっていた。

ロッキーは死んだエイドリアンの思い出を胸に「エイドリアンズ」というレストランを経営していた。


フィラデルフィアでレストランはなかなか繁盛していて、ワインレッドのジャケットを羽織りロッキーはストーリーテラーとして客前に死闘の数々を話していた。

コンピューターシミュレーション

ある日、TV番組で現・ヘビー級チャンピオンの「メイソン」と伝説のチャンピオン「ロッキー」が闘ったらどちらが勝つのかをコンピューターシミュレーションする企画があった。

コンピューターはロッキーの勝利と判定し、多くの批評家もメイソンは現役時代の「ロッキー」には敵わないと評した。

メイソンは内心は面白くなかったがただのTV企画と流していた。

一方ロッキーはそんな番組に触発されてか、自分の心の中の炎を無理やり押し込めながら過ごしていた思いが弾けてしまった。

「自分はボクサーだ。どんな形でもボクシングをやりたい。」

ロッキーはプロライセンスを取り戻した。

そこに目を付けたのがメイソンのマネージャー。

ラスベガスにてチャリティ企画としてエキシビジョンマッチ「メイソンVSロッキー」をやりたいと持ち掛けた。

「ロッキーは自分の心の炎があっても燃やせない人もいる。あなたには燃やす場所がある。」と助言をもらう。

「それがある限りボクサーである自分は闘う。」と心に決めた。

試合開始。

ロッキーとメイソンの試合は多くの批評家の予想をくつがえす、凄まじい試合になっていった。

まるで現役時代を思わすようなロッキーのファイト。

「じじぃが・・・」と舐めていたメイソンだが、試合が始まると次第に自分にとって「この試合」の意味を理解していくのだった。

そう、メイソンは以前にボロジムにいたころのトレーナーに「おまえは本物のボクサーとと闘うべきだ。それを戦った後にお前は本物のボクサーになれる。」と告げられていたのだ。

 

試合が終わり、ロッキーは赤い花をもっていつものようにエイドリアンの墓に参った。

〇感想

正直、をいくつつければいいかわからなかった

懐古主義のための映画なのか、それともスタローンからの現役を退こうとする人へエールを送る映画なのか?

そのなかで僕はこれはどちらでもないと結論づけました

この映画はつまりは「ロッキー(無印)」と同じなんだと思いました。

俳優としてポルノ男優をやるなど年齢を重ねてもなかなかうだつが上がらなかったスタローン。

しかしひとつの「ロッキー」という脚本を手掛け、その映画の主役をやることでハリウッドスターへとなった。

「ロッキー」という映画も自分はクズではないという証明をするため偉大なチャンピオン「アポロ」と闘う。

そして負けるものの大切なもの(エイドリアンを含め)得ていった

まさに「ロッキー=スタローン」ですよね。

「ロッキー・ザ・ファイナル」も今現在のスタローンを投影している映画なんだと思う。

アクションスターとして紆余曲折した時期もあった。

でもやっぱりスタローンはアクションスター。

年取っても「ロッキー」として戦うし、その活躍の場がある限り「エクスペンダブルス」や「ランボー」だってやっていく。

そういうスタローンの「生涯現役」の意思表明の映画だったのじゃないかと思います

この心の中のくすぶりは恒例のスタローンが本音をぶちまける場面で叫んでいますよね。

「時々、息が苦しくなる。激しい思いを抑えきれなくなる。こんなに苦しいなんて。」

そして「観る側はその姿を観て感じてくれればいい。」というスタンスだったのだと思う。

だから観る人の年齢や立場によってこの映画の評価は様々なのです。

映画としては4つしかつけなかったが、この前「ランボー5」を作ると発表したスタローン。

いまの年齢は71歳(2018年現在)

きっと嘲笑するひともいるでしょう。

だが「ロッキー・ザ・ファイナル」の映画はまだ続いている。

ロッキーの炎はまだスタローンのなかで燃え続けているのです。

そういう意味では「ロッキー・ザ・ファイナル」とスタローンに★★★★★プラス★★★の満点をあげたい

そうそう、もうひとつ書きたいことがありました

今回はエイドリアンが死んだ後のお話で、ロッキーの背中を押す役でひとりの女性が出てきます。

リトル・マリー
リトル・マリー

この女性が「ロッキー(無印)」で悪ガキとたむろしていた女の子。

ロッキーが付き合う仲間を選ばないとだめだと注意して家に送り届けたとたん「くそったれ。ロッキー」と悪態をついた女の子でした。

この場面のスタローンの寂しそうな演技がそのときとても印象的だったからよく覚えています。

ちょっとうれしかったです

 

今度は「クリード」の感想を書きます。

 

あなたがスタローンを好きな人だったら、スタローン映画はどれが好きですか?

コメントお待ちしてます。

ロッキー・ザ・ファイナル<特別編> [ バート・ヤング ]

価格:1,000円
(2018/5/16 21:19時点)
感想(0件)

「ヤングガン2」を観た感想(ネタばれ有り)

ヤングガン2 ★★★☆☆
監督 ジョフ・マーフィ
販売元 ポニー・キャニオン

こんにちは。

しんじです

今回は「ヤングガン2」の感想を書きます。

1988年「ヤングガン」につづき1990年にこの「ヤングガン2」が公開されました。

チャーリー・シーンに変わり今回は大注目の俳優クレスチャン・スレーターが加わりました。

彼はこの映画の数年後の「トゥルーロマンス」で日本で人気に火が付きました。

ちょっと癖のある役がクリスチャン・スレーターの得意とするところです。

〇ストーリー

道路ができ、車が走るメキシコに近いアメリカのとある場所に馬を引き連れた老人が若手弁護士のチャールズを待っていた。

彼はチャールズに「知事の恩赦を約束されていた」と語る。そして自分はビリー・ザ・キッドだと名乗るだった。

チャールズは証明するものはあるか?例えば傷とか・・・

「傷ならたくさんある・・・」
そしてビリーは若かりし頃の話を始める。

リンカーンの戦いから1年後、ビリーは新しい仲間パット・ギャレット、デイブ・ルダボゥと「チザム」などの牧場から牛を盗むなどして生きていた。

リンカーンではサンタフェファミリーの残党により、自警団の生き残り狩りが始まった。

ニューヨークに移り住んだドクも逮捕されリンカーンの牢屋に閉じ込められ、そこでかつての仲間チャベスと再会する。

ビリーはリンカーンのリンチ集団に化け2人を助け出す。

パット・ギャレットは自警団は知事の売名のためこの先ずっと追われることになると告げられる。

そしてパット・ギャレットは自分に火の粉が降りかかる前に足を洗って食堂を経営すると言い別れを告げるのだった。

ビリーは新たに14歳の少年トム、畑を取り上げられた農民ヘンドリー・フレンチを引き連れメキシコへの旅にでるのだった。

だがメキシコへの旅はビリーの嘘であった。

ちょうどその頃、別れを告げたパットギャレットは大牧場主の「チザム」の知恵のもと判事、知事のもと保安官に任命されていた。

途中、ビリーがメキシコへの旅は自分の嘘だという

メキシコに行けば有名だった自分はただの白人になる。

まるで自分勝手な理由にドクとチャベスはあきれるのだった。

その時、パット・ギャレットとその仲間によりビリーのパーティは襲われドクの命が散り、チャベスはもう助からない重傷を負うのだった。

そして14歳の少年トムもパット・ギャレットの銃弾に散るのだった。

仲間を3人失ったビリーはヘンドリー・フレンチに「お前はバックショット・ジョージだ。」と名前を与えるが、「俺はヘンドリー・フレンチだ。」と言われ別れを告げられる。

まもなくパット・ギャレットに追いつかれ丸腰だったビリーにパット・ギャレット銃声がなるのだった。

翌朝、馬場につないでいたパット・ギャレットの馬が盗まれていた。

「俺は嫌いな奴の馬は盗まない。」ビリーの言葉を思い出すパット。

そして弁護士チャールズに全ての話を終えた老人は背を向けて立ち去るのだった。

「ビリー!」

チャールズが呼び止めた。

 

〇感想

「ヤングガン」の無印はタンストールの敵を討つという物語の根幹があったのですが、「2」はそれがないのがちょっとストーリー的に弱かったかな。

メキシコに逃げない理由は「あっちだと俺は無名だから」という本当に自分がってな理由。

そのおかげで仲間はみんな死んでいくというね

今回の★3つはやはりキャストがみんなかっこいいのとラストの「ビリー」からのボン・ジョヴィの曲に切り替わる時がかっこよかったという理由です。

あ、それとジェームズ・コバーンがでてたのもよかったですね

ほとんどかっこよかったからという理由です

「ヤングガン」を気に入った人には「2」も見ることができるかな。

ただいきなり「2」を観た人は楽しめない映画かもしれませんね。

小ネタとしてパット・ギャレットとビリーを追っていた男がいたのですが、

このひとはロード・オブ・ザ・リングなどに出演していたヴィゴ・モーテンセンです。

この頃の彼はもちろん日本では無名で、気にも留められないモブキャラ的な存在でした。

あなたの好きな西部劇があったら教えてください。

コメントお待ちしております。

【中古】 ヤングガン2 /エミリオ・エステヴェス,クリスチャン・スレーター,キーファー・サザーランド,ルー・ダイアモンド・フィリップス,ジョフ・マーフィ,アラン・シルヴ 【中古】afb

価格:8,777円
(2018/5/15 21:40時点)
感想(0件)

「ヤングガン」を観た感想。(ネタばれ有り)

ヤングガンヤングガン ★★★★
監督 クリスチファー・ケイン
販売元 キングレコード

 

こんにちは。

しんじです

今日は「ヤングガン」の感想を書きます。

この映画は1988年の映画です。

80年代はハリウッドで多くのニュースターが誕生しました。

この映画はそんなハリウッドのニューフェイスを集めて作った西部劇映画です。

出演はチャーリー・シーン、兄のエミリオ・エステべス、キーファー・サザーランド、ルー・ダイヤモンド・フィリップスなどそうそうたるキャストで話題でした。

僕が学生時代の友人が西武新宿線の線路沿いに設置してある巨大看板広告をみて「お~、観いきてーなー」とつぶやいていたのを覚えています。

 

〇ストーリー

ビリー・ザ・キッド、またはウィリアム・H・ボニーは街で追われるているところ、街に訪れていたタンストールとドクに助けられタンストールと5人の若者が住む牧場に身を寄せる。実直なリーダーの「ディック」、ロマンチストな「ドク」、インディアンの「チャベス」、拳闘士の「チャーリー」、嚙みたばこの「スティーブ」の5人は時にはケンカもするが根は真っ直ぐでタンストールに紳士の嗜みと読み書きを教わっていた。

最初はビリーも居心地悪く感じていたが、身寄りのないビリーはタンストールは父親のやさしさを感じ、仲間とも打ち解けあった。

ビリーは生まれて初めて家族のぬくもりのようなものを感じていた。

新年を祝う祭りにみんなで出かけ楽しいひと時を過ごした帰り道、タンストールから少し離れている間にタンストールは銃を乱射されて殺害されてしまう。

犯人はリンカーンの町の有権者「マーフィー」率いるサンタフェファミリーである。

マーフィーは商売敵の英国人タンストールを目の敵にしていたのである。

犯人は誰であるかは明白だが「マーフィー」は街の有権者。保安官をはじめ街のほとんどがサンタフェファミリーの手先である。

タンストールの弁護士「アレックス」は判事と知事の承認のもとファミリーに対抗できる自警団を設立し若者たちを任命した。

だがタンストール殺害に関わった者リストを渡されるとビリーは逮捕ではなく勝手に銃殺してしまう。自警団はビリーのペースに流されるままリストの者を殺害し続ける形になる。

判事・知事のもとに作られた自警団は逆に無法者の集団とされ、マーフィーのファミリー、賞金稼ぎ、政府の軍にまで追われる身になってしまう。

賞金の値はあがり有名な賞金稼ぎが次から次へと命を狙いに来る。

そしてリーダーのディックが散り、仲間はケガと精神的に疲弊、自警団はメキシコに逃げる。

そこにパットギャレットが訪れ、ビリーに「弁護士「アレックス」の命が危ない。家を取り囲み夫婦もろとも殺す計画だ。」と告げる。

自警団はリンカーンの町に舞い戻りアレックスを連れ出そうとするが、既に・・・ファミリー、賞金稼ぎが待ち構えていた。さらにガトリング銃を乗せた軍隊まで到着

荒れ狂う銃弾の中自警団は自らの正義を貫くために対抗する。

 

〇感想

若い力がみなぎる映画です。

当時、チャーリー・シーンやルー・ダイヤモンド・フィリップス、キーファー・サザーランドは大注目されていた若手スターです。

そのエネルギーが伝わってくるような映画です。

作品としてもとても素晴らしいです。

テレンス・スタンプ演じるタンストールは本当に素晴らしい紳士を演じています。

このタンストールの魅力がなければこの映画はなりたたないでしょう。

主役のビリーは身勝手で仲間を地獄に導くような奴で銃弾が飛び交う危険な状態になればなるほど奇声をあげて生きている喜びを感じるいっちゃてる奴なんです

だから時々憎たらしく感じることもあります。

ただ、時々ビリーが寂しそうな顔したりすると放っておけない。

エミリオ・エステベスがそんなビリーを見事に演じています。あの癖になるような笑い声。ぞくぞくします

ビリーのこんな場面が好きでした。

チャーリーが娼婦抱いている間、酒場にて待つビリーと仲間。

そこのカウンターで「俺がビリーを見つけたら殺る自信がある。なんでも奴は寂しげな口笛をよく吹くらいい。」という言葉が聞こえた。

その男にビリーは近づいて行って、「銃を見せてくれ。」とせがむ。

「小僧、銃は触ったことがあるのか。ビリー・ザ・キッドを見かけたら俺に教えろよ。」と銃を手渡すとビリーはこっそりと銃弾を抜く。

そして男に銃を返すと「あっ、ビリーだ!」と声を上げる。

男が見ると鏡でにやけるビリーの顔。

「小僧、悪ふざけもたいがいにしろ!」

「ひゅ~ひゅひゅうひゅ~♪」と口笛を吹くビリー。

男がハッと気づき銃をカチカチカチ!弾はでない。

バーン!

「ぎひゅっひゅっひゅっひゅ」(独特な笑い)

この時、仲間はあきれるというか、またやりやがったって顔をするんです。

ビリーという人物がよくわかる場面です。

 

僕はこの作品でルー・ダイヤモンド・フィリップスが一番好きです。

この作品での彼は本当にかっこいです。

特にチャベスがリンカーンの町と反対の方に逃げるとビリーに告げると、ビリーが「お前はこんなことがあったのに逃げるなんて平気なのか?」と責める場面。

そのときにチャベスが「平気か?」と聞き返しながら自分の部族がマーフィーや軍にどんなに残酷な殺され方をされたかを説明するときの顔は忘れられません。

そしてラスト、アレックスの家で荒れ狂う銃弾のなか、命からがらだが、まんまと脱出した自警団。

地団太ふんで悔しがるマーフィ。

くそっくそっと悔しがるマーフィーの背筋が凍ったのはそんな瞬間。

ビリーが単独で戻ってきてマーフィーに銃の照準をあわせていた。

「サノバビッチ、マーフィー」

眉間に穴が開いたマーフィーみて胸がスッとしました。

いい顔してますジャック・パランス。

さすが名優ですね。

とまぁ、見どころたっぷりの映画ですので、西部劇は観ないような女子にも超オススメですよ。

この映画は続編もあるんで、引き続き続編の感想も書きたいと思います。

小ネタですが、いつもビリーたちの見方をしていたとても良い人で弁護士のアレックス。

この人は「LOST」ジョン・ロック役のテリー・オクインさんのちょっと若いころです。

あなたが好きな西部劇があったら教えてください。

コメントお待ちしてます。

ヤングガン [ エミリオ・エステベス ]

価格:1,756円
(2018/5/13 18:22時点)
感想(0件)

 

「48時間PART2」を観た感想。(ネタばれ有り)

48時間PART2

48時間PART2★★★★★
監督 ウォルター・ヒル
販売元 パラマウントホームエンタテインメントジャパン

こんにちは。

しんです

今回は前回の「48時間」の続編「48時間PART2」です。

時系列的には「無印」から7年後のお話ってことになってます。

実際に「無印」がつくられてから7年後に作られた作品です。

初々しかったエディもハリウッド俳優として成功して、見た目も少しふくよかになったのですが、画面に堂々としているエディがいます。

前回は主演がニック・ノルティ&エディ・マーフィーでしたが、この頃になるとエディ・マーフィー&ニック・ノルティという感じになってます。

実際、作品の中でもエディ・マーフィのセリフが増え、彼の持ち味の口調やジョークが多くなっているように感じます。

ニック・ノルティも少し老け、前回よりもおじさんぽくなっていますが、ちょっぴり人が良くなっているような外見になっているのがいい味になってます(中身変わっていないので

 

〇ストーリー

ジャック&レジーのコンビで事件を解決してから7年の歳月がたっていた。

その間ジャックはレジーに面会に1回もいっておらず、出所間際のレジーに会いに行ったジャックに「今さら何しに来やがった。」と言われます。

ジャックは「アイスマン」と呼ばれる男を捜査していた。

アイスマンは正体不明、神出鬼没でジャックが捜査して追いつこうとする途端に捜査が断ち切れてしまっていた。

そのためはみ出しの捜査をするジャックは結果が伴わずに査問会にかけられる危機に陥っていた。

レジーに会いに来たのはアイスマンが雇った殺し屋のリストにレジーの写真があったからだ。

レジーに捜査の協力を頼むも、「まっぴらごめんだ。今度はお前が刑務所に入れられそうだって?それを聞いてスッとした。」とまで言われる始末。

仕方なくジャックはあきらめ捜査を続けるが、途中、アメリカンバイクに乗る2人組に銃で撃たれてしまう。

レジーは出所のバスに乗っているところを襲われバスは2転3転と転がる。

ジャックとレジーはしぶとく生き残り、バイク2人組を探すが、その正体はジャックが射殺したアルバート・ギャンズの弟「チェリー・ギャンズ」だった。

だが2人はアイスマンに雇われた殺し屋。

ジャックが「アイスマンとは誰なんだ。」と言うとレジーは「アイスマンはお前の大家だ」という。

7年前にレジーとギャンズがくすめた金はアイスマンの表にはでない金(50万ドル)だったのだ。

レジーはジャックにお金を預けていたのだが、その一部をジャックは使っていた。

つまりジャックはアイスマンの金で買った車でアイスマンを追っていたというのだ。

レジーを狙う理由はアイスマンの顔をレジーは知っているからである。

正体不明、神出鬼没のアイスマンとしては顔をしっているレジーを始末しなければならない。

執拗に狙ってくる殺し屋、そしてアイスマンの捜査。

捜査は意外な真相に迫っていく。

 

〇感想

「Ⅱ」はつまらなくなる。

そういう風潮が確かにある。

しかし「48時間PART2」は違った。

エディ自身がパワーアップしている分、映画の出来もさらにパワーアップして、このコンビのやり取りがさらに面白くなっている。

僕がエディ節がよくでているな。と思ったのが、BARでスリにやられた男にエディが話しかける場面。

エディ「よぉ」
男「やー元気かい?」
エディ「元気!元気!」「よぉ、旅行者向けのCM見たことある会?でかい鼻の男がやってる。」
エディ&男「カート・マーク!!」
この辺のやりとりがビバリーヒルズコップとかと同じようなエディ節なんですよね。

そしてこの後にジャックが大暴れ。

昔逮捕した男に絡まれて、ビール瓶で先制攻撃!(笑)

その様子を見て「ああ、やってる。やってる。」とばかりにレジーがニヤニヤ。

この辺は本当は仲がいいのではないかって思ってしまいますよね。

ちゃんとジャックが劣勢になると加勢しますしね。

今回の「2」は前回よりも謎かけサスペンスが少しあります。

アイスマンはいったい誰だ。

「え・・・じゃぁ、最初(無印)から・・・」

「無印」と「PART2」は同じ監督なんです。

ですので「無印」でレジーが何度かジャックのライターを自分のポケットにしまうたびに「盗むな、こら」とか言われ、ラストでも「俺のライター盗むつもりか」って言われて失敗におわります。

そのネタを「PART2」にも使ってます。

最後は

タバコを吸おうとライターを探すジャック。

エッエッエッ

ハッと気づきタバコを投げ捨て笑うジャック

 

なんとも憎い終わり方ですね。

 

 

「48時間(無印)」「48時間PART2」続けてみるのも面白いですよ。

あなたが好きなニック・ノルティの映画があったら教えてください。

ちなみに僕は「ロレンツォのオイル」とか好きでした。

コメントお待ちしております。

48時間 PART 2 [ エディ・マーフィー ]

価格:1,000円
(2018/5/12 11:31時点)
感想(0件)