「クリード」を観た感想(ネタばれ有り)

クリード

クリード チャンプを継ぐ男 ★★★★☆彡
監督 ライアン・クーグラー
販売元 ワーナー・ブラザース・エンターテイメント

こんにちは。

しんじです

今回は「クリード」の感想を書きます。

こちらは2015年に公開された映画です。

ロッキーシリーズの最新作で位置づけとしてはスピンオフ作品です。

僕はこの映画を2回鑑賞いたしました。

もしもあなたが「ロッキーシリーズ」に強い思いれがあるならば、この映画をロッキーという映画を観るつもりで観ない方がいいと思います。

僕は1回目の鑑賞の時にロッキー映画をみるように「クリード」を観ました。

その時の感想を★の数で表すと「★★★」くらいです。

でも2回目の鑑賞の時はロッキーは「ロッキー・ザ・ファイナル」で終わったという認識で「クリード」をまったく新しい映画として観ました。

その結果は上記に記された通り満点に近い★の数になりました。

 

〇ストーリー

児童施設からアポロ・クリードの妻メアリーの元に引き取られた少年。

彼の名はアドニス・ションソン。

アポロの浮氣の上にできた子供だ。

彼はメアリーのもとで荒れた気性もなくなり真っ直ぐに育っていった。

企業の社員となり将来を期待される存在だった彼は突然、辞表を提出する。

そして父アポロ・クリードの古巣のジムに足を運ぶ。

だがジムのトレーナーはアドニスを受け入れず、逆にスパーリングでKOされてしまう。

帰宅後すぐにメアリーに気づかれ「あなたが父親の影を追うのは仕方がない。でもボクシングをするなら出て行って」と言われてしまう。

フィラデルフィア「エイドリアンズ」はもう閉店の時間。
壁に飾られたアポロとロッキーの試合の写真をながめるアドニス。
白髪の混じったロッキーが近づくと
「アポロとの試合は実は第3の試合があった。それはいったいどちらが勝ったんだ。」と質問される。

ロッキーは驚きながら「なぜ知っている?誰に聞いたんだ?」と聞き返す。
アドニスはアポロの息子ということを告げ、自分のトレーナーになってほしいと頼む。
アドニスは幾たびか足を運び、基本の練習方法教えてもらう。
そしてミッキーのジムに通いはじめたアドニス。
まもなく彼は同ジムの若手との試合を組まれる。

ロッキーの指導のもとアドニスは勝利をおさめるが、マスメディアにアポロの息子とばれてしまう。

 

場所はイギリス。

ここに「コンラン」というヘビー級チャンピオンがいる。
彼は無敵を誇るチャンピオンだが素行の悪さが災いして試合相手がいない。
彼のマネージャーはコンランの最後の相手に「アポロ・クリードの息子」アドニスを指名する。

コンランは現役チャンプ。

アドニスは無名のボクサー。

だが「アポロ・クリードの息子」というだけで選ばれたアドニスは、ロッキーに迷いを告げながらも試合を望む。

「アドニス・ジョンソン」は「クリード」の名を許さない。
自分の中でひとり思い悩むアドニス。
しかし恋人「ビアンカ」の助言とフィラデルフィアの街のひとの励ましに自分の悩みが自分の中だけのことであることを知る。

試合をして「勝つ」ことを決意する。

ロッキーからアドニスへの特訓が開始されるや、突然ロッキーが倒れてしまう。

病院で癌を告げられるロッキー。

しかしロッキーは治療は受けないと断る。

アドニスの説得も虚しく「おまえは家族じゃない。」とつい口にしてしまったロッキー。

「家族とのつながり」というものに人一倍ナイーブなアドニスへ放った言葉にロッキーは後悔する。

一時は荒れてしまったアドニスだがロッキーの本当の心からの言葉にアドニスは怒りを涙とともに拭い去る。

そしてロッキーから治療をする約束とりつけるとアドニスはロッキーの期待に応えるためロッキーの世話と練習に励む。

試合当日。

緊張するアドニス。

控室にひとつの荷物が届いていた。
開けると「星条旗のトランクス」
そう、偉大な父アポロ・クリードが履いていたあのトランクスだ。
母メアリーからの贈り物だ。
腰回りには「ジョンソン」そして「クリード」の名が冠してあった。

 

序盤はコンランの圧倒的な力に翻弄されてしまうアドニス。
だが、彼の強い想い。

インターバル中、『「自分は不良品ではない」そのことを証明する試合なんだ。』とロッキー告げる。

ロッキーは「俺はミッキーがいなくなった時にアポロに救われた。そして今、おまえにも救われた。」とアドニスに言葉をかける。

あと30秒あれば・・・
しかし結果はコンランの判定勝ち。

『次のチャンプはおまえだ。「クリード」の名に誇りを持て。』
とアドニスへ言葉を贈るチャンピオンのコンラン。

会場からは「クリード」のコールが鳴り響く。

フィラデルフィアの美術館の階段の上。

街を観ながら「おれの人生は悪いものじゃなかった」というロッキー。

「おまえはどうだ」とアドニス・クリードに声をかけるのだった。

 

〇感想

実に素晴らしい映画です

この映画では年老いたロッキー。そして病気で弱々しくなったロッキーを観ることになりますが、ロッキーの熱い情熱はアドニス・クリードへ受け継がれていきます。

この映画はロッキーシリーズではありますがロッキー映画ではありません。
アドニス・クリード映画なんです。

だからアドニスに関わるロッキーはロッキーという存在だけで現在のロッキーの生活や背景をあまり描いていません。
だからロッキー映画を観るつもりだと拍子抜けしてしまいます

目線をアドニス・クリードにうつして映画を観るとアドニス・クリードの事が濃厚に描かれそこにロッキーという存在が光を放ちます

僕が好きな場面はやはりアドニスがコンランの試合に「自分は不良品じゃない」と証明する戦いをロッキーに告げるところです。
これってアポロとロッキーの試合と同じですよね。

すごく監督がスタローンをリスペクトしているって思いました

そしてアドニスが倒れ、もう立てないと思う瞬間「アポロ・クリード」の姿が出てきます。


まじで鳥肌立ちました

監督はスタローンをリスペクトしながら「ロッキー(無印)」の作品にも敬意をはらっています。

そして美術館の階段の上で「俺の人生は悪いものじゃなかった。おまえはどうだ。」
これはアドニスに「次はおまえの番だ」ってロッキーの心の炎をアドニスに渡した気がします。

今、この映画を思い返すと本当に良い映画だったなぁて改めて思います

 

実は僕はこの映画を観ている最中、監督はスタローンかと思いました。
映画を観ているうちに監督はスタローンではないことに気が付きました。
スタローンの映画はもっとシンプルに正直な思いのぶつかり合いを前面にだす映画だし、男女のベッドシーンを長くは描きません。(あってもあっさり)

今度「クリード」の続編ができるって噂を聞きましたが、この作品が良かったので「もうつくらないで。」という思いです

 

あなたが「クリード」を観た感想をきかせてください。

コメントお待ちしてます。

クリード チャンプを継ぐ男 [ シルベスター・スタローン ]

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感想(5件)

「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た感想(ネタばれ有り)

ロッキー・ザ・ファイナル ★★★★
監督 シルベスター・スタローン
販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

 

こんにちは。

しんじです

今回はついに「ロッキー」の最終章「ロッキー・ザ・ファイナル」を観ました

青春時代に数々のスタローンの映画を観てきた世代はこの映画を観るかどうか迷ったはずです

僕も一番きれいだった頃のスタさんを観てきたから、年老いたスタさんを観るのが怖い思いがありました(すごくがっかりしそうで・・・

まぁ、もうすでに「クリード」や「ランボー最後の戦場」も観てるので今さらですが・・・

この映画は2006年に作られまして「ロッキー5」から16年以来のロッキーシリーズです。

「ロッキー5」の監督はスタさんではなく「ロッキー(無印)」の監督ジョン・G・アヴィルドセンがメガホンをとっていましたが、この「ロッキー5」がやはり不評でロッキーシリーズの最後を飾るには疑問符がついたようで、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られることになったという話があります。(でも本当かはわかりません。)

僕も「ロッキー5」のラストはボクシングに命を燃やしたロッキーシリーズの最後を飾るには乱暴すぎると思いました

だから、「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られるこの経緯は納得できます

ちなみに今回のボクシングの相手「メイソン・ディクソン」は本物のライトヘビー級世界チャンピオンのアントニオ・ターバーがやっています。

 

〇ストーリー

ロッキーがボクシングを引退し長い年月が経っていた。最愛の妻・エイドリアンも死去し、ロッキーもすでにじじい扱いされるような年齢になっていた。

ロッキーは死んだエイドリアンの思い出を胸に「エイドリアンズ」というレストランを経営していた。


フィラデルフィアでレストランはなかなか繁盛していて、ワインレッドのジャケットを羽織りロッキーはストーリーテラーとして客前に死闘の数々を話していた。

コンピューターシミュレーション

ある日、TV番組で現・ヘビー級チャンピオンの「メイソン」と伝説のチャンピオン「ロッキー」が闘ったらどちらが勝つのかをコンピューターシミュレーションする企画があった。

コンピューターはロッキーの勝利と判定し、多くの批評家もメイソンは現役時代の「ロッキー」には敵わないと評した。

メイソンは内心は面白くなかったがただのTV企画と流していた。

一方ロッキーはそんな番組に触発されてか、自分の心の中の炎を無理やり押し込めながら過ごしていた思いが弾けてしまった。

「自分はボクサーだ。どんな形でもボクシングをやりたい。」

ロッキーはプロライセンスを取り戻した。

そこに目を付けたのがメイソンのマネージャー。

ラスベガスにてチャリティ企画としてエキシビジョンマッチ「メイソンVSロッキー」をやりたいと持ち掛けた。

「ロッキーは自分の心の炎があっても燃やせない人もいる。あなたには燃やす場所がある。」と助言をもらう。

「それがある限りボクサーである自分は闘う。」と心に決めた。

試合開始。

ロッキーとメイソンの試合は多くの批評家の予想をくつがえす、凄まじい試合になっていった。

まるで現役時代を思わすようなロッキーのファイト。

「じじぃが・・・」と舐めていたメイソンだが、試合が始まると次第に自分にとって「この試合」の意味を理解していくのだった。

そう、メイソンは以前にボロジムにいたころのトレーナーに「おまえは本物のボクサーとと闘うべきだ。それを戦った後にお前は本物のボクサーになれる。」と告げられていたのだ。

 

試合が終わり、ロッキーは赤い花をもっていつものようにエイドリアンの墓に参った。

〇感想

正直、をいくつつければいいかわからなかった

懐古主義のための映画なのか、それともスタローンからの現役を退こうとする人へエールを送る映画なのか?

そのなかで僕はこれはどちらでもないと結論づけました

この映画はつまりは「ロッキー(無印)」と同じなんだと思いました。

俳優としてポルノ男優をやるなど年齢を重ねてもなかなかうだつが上がらなかったスタローン。

しかしひとつの「ロッキー」という脚本を手掛け、その映画の主役をやることでハリウッドスターへとなった。

「ロッキー」という映画も自分はクズではないという証明をするため偉大なチャンピオン「アポロ」と闘う。

そして負けるものの大切なもの(エイドリアンを含め)得ていった

まさに「ロッキー=スタローン」ですよね。

「ロッキー・ザ・ファイナル」も今現在のスタローンを投影している映画なんだと思う。

アクションスターとして紆余曲折した時期もあった。

でもやっぱりスタローンはアクションスター。

年取っても「ロッキー」として戦うし、その活躍の場がある限り「エクスペンダブルス」や「ランボー」だってやっていく。

そういうスタローンの「生涯現役」の意思表明の映画だったのじゃないかと思います

この心の中のくすぶりは恒例のスタローンが本音をぶちまける場面で叫んでいますよね。

「時々、息が苦しくなる。激しい思いを抑えきれなくなる。こんなに苦しいなんて。」

そして「観る側はその姿を観て感じてくれればいい。」というスタンスだったのだと思う。

だから観る人の年齢や立場によってこの映画の評価は様々なのです。

映画としては4つしかつけなかったが、この前「ランボー5」を作ると発表したスタローン。

いまの年齢は71歳(2018年現在)

きっと嘲笑するひともいるでしょう。

だが「ロッキー・ザ・ファイナル」の映画はまだ続いている。

ロッキーの炎はまだスタローンのなかで燃え続けているのです。

そういう意味では「ロッキー・ザ・ファイナル」とスタローンに★★★★★プラス★★★の満点をあげたい

そうそう、もうひとつ書きたいことがありました

今回はエイドリアンが死んだ後のお話で、ロッキーの背中を押す役でひとりの女性が出てきます。

リトル・マリー
リトル・マリー

この女性が「ロッキー(無印)」で悪ガキとたむろしていた女の子。

ロッキーが付き合う仲間を選ばないとだめだと注意して家に送り届けたとたん「くそったれ。ロッキー」と悪態をついた女の子でした。

この場面のスタローンの寂しそうな演技がそのときとても印象的だったからよく覚えています。

ちょっとうれしかったです

 

今度は「クリード」の感想を書きます。

 

あなたがスタローンを好きな人だったら、スタローン映画はどれが好きですか?

コメントお待ちしてます。

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感想(0件)

「キャプテン・フィリップス」を観た感想(ネタばれ有り)

キャプテン・フィリップス

キャプテン・フィリップス ★★★★
監督 ポール・グリーングラス
販売元 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

こんにちは。

しんじです

今回はトム・ハンクス主演の「キャプテン・フィリップス」を観ました。

こちらの映画は以前も観たことがあったのですがdtvの配信で2回目の鑑賞です。

ソマリア海域の深刻な問題【海賊】に襲われた貨物船の映画です。

これは2009年に実際に起きた事件をフィリップス船長本人が執筆した「船長の責務」という本をもと映画化されたそうです。

 

〇ストーリー

フィリップス船長の貨物船(マースク・アラバマ号)がサラーラ港(オマーン)を出発しソマリアの海域に入った時、2隻の武装した船が貨物船の後ろを追ってきた。

フィリップ船長はドバイの海運貿易オペレーションへ通達したが対応が悪い。

船長の機転で何とか1隻を排除したが、残りの1隻には梯子をかけられ乗り込まれてしまう。

乗り込んだ海賊はグループリーダーのムセをはじめとする4名。

しかしフィリップ船長の指揮のもと、緊急事態の訓練を重ねてきた乗組員たちは適正に行動をし、逆にムセの身柄を拘束することで、海賊を船から排除することに成功する。

海賊を救命ボートに乗せ船から離脱する際にフィリップ船長を人質として奪われてしまう。

海賊たちは船の荷物の略奪からフィリップ船長を人質に身代金を奪う作戦に変更した。

船の船員達らの通達により駆逐艦ベインブリッジが動き出す。

さらに特殊部隊のシールズもフィリップ船長を救うべく作戦を開始。

フィリップ船長は海賊の目を盗み脱出を試みるが失敗。

海賊に囲まれた中ただ救助を待つばかりだった。

海賊の中には十代とみられる若者もいる。

そしてムセに「自分たちは漁師だ。海賊になったのは仕方がないことなのだ。俺は金を手に入れアメリカに行く。」と聞かされる。

ムセの中に悪意ばかりがあるわけではない気配も感じ取る。

救命ボートは駆逐艦ベインブリッジに行く手を阻まれた。

ムセは駆逐艦と交渉。

身代金の話し合いのため駆逐艦内に入り込む。

だがシールズの作戦で、すでに救命ボートの周りは狙撃手で囲まれ、一瞬のうちに海賊をせん滅する用意が整っていた。

それを察したフィリップ船長は自分も巻き添えになる危機感をいだきながらも、海賊を窓へ誘い込む。

多数の銃弾が撃ち込まれ、海賊たちを一瞬のもとに射殺。

同時にベインブリッジ艦内にいるムセも身柄を拘束される。

フィリップ船長は無事保護されムセはアメリカの司法にかけられ、アメリカの刑務所にはいる。

ムセがフィリップ船長に語っていた「俺はアメリカに行く」という言葉は皮肉にも刑務所に入り事で願いが叶うことになったのだ。

 

〇感想

僕はトム・ハンクスという俳優はあまり好きな俳優ではないのですが、この映画のトム・ハンクスの演技は迫真の演技でとても素晴らしかったです

海賊がレーダーにうつり望遠鏡に船2隻がみえるところから船に乗り込むまでずっと緊張感が持続します。

この緊張感もトム・ハンクスのひとつひとつの表情やしぐさによるものが大きいです。

映画全体を通してトム・ハンクスの演技力がいかんなく発揮されています

最後の方では海賊とはいえ10代の若者を含め命が葬られることへの憤りと自分の生命の危機への恐怖感、そして安堵からくる思い出される恐怖

全てをトム・ハンクスが見事に表現しています

映画の内容的にはもっともシンプルな形でソマリアの海賊問題をあらわした映画だと思います。

ソマリアの漁村ではすで漁師としての生活は成り立たず、海賊を裏で操る組織により漁師たちが利用されていることがわかります。

僕個人的には漁師のやむにやまずの様子をもう少し詳しく描いて欲しかったところもあります。

ソマリアの海賊をとろあげた映画で「パニックオーシャン ソマリア海賊 緊迫47日間」というものを観たことがあります。

こちらでは政府×海賊を組織するもの×船舶会社など関係などが描かれています。

まったくどうしようもない世界だった記憶があります。

それぞれが船にかけてある保険金やそれにからまるお金を搾取していく構図がなんともあきれる様だった

こちらは前編・後編でわかれているのですが、「キャプテン・フィリップス」とは違う味わいのあるなかなか見応えがある映画でしたよ

あなたが好きなトム・ハンクスの映画があったら教えてください。

コメントお待ちしております。

キャプテン・フィリップス [ トム・ハンクス ]

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感想(2件)

「ロッキー5」を観た感想。(ネタばれ有り)

ロッキー5

ロッキー5 ★★★☆☆
監督ジョン・G・アヴィルドセン
販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

こんにちは。

しんじです

さぁ、シリーズ化しているロッキーの感想です。

僕の中で悲しくも最低評価をくだしてしまった「ロッキー4」

そこからの起死回生となるのでしょうか、「ロッキー5」

この「ロッキー5」は今まで観たことありません。
初見です。

ただ、いろいろと話は聞いてきました。

あまり良い評価をもらっていないので今まで観なかったのですが、どんなもんでしょう・・・

 

〇ストーリー

場面は「ロッキー4」のソ連でドラゴと闘った直後の控室から始まる。

ロッキーは試合に勝ちリング上ではインタビューにも答えていたが、控室に入ると強敵ドラゴの影に怯え始める。

幾たびも受けた殺人的なパンチの恐ろしさや、パンチを受けた衝撃での記憶障害、震えなどが止まらなかった。

帰国後、ドクターに診てもらうと、「これ以上の現役は無理」「診断結果のもとにボクシング協会から試合の許可がおりない」と言われた。

そんな折、財産管理を任せていた会計士の財産の不正使用により破産、さらに6年分もの税金の不払いにより家から全ての財産が差し押さえられてしまう。

そこに目を付けた大物プロモーター「デューク」はロッキーがパンチドランカーになりつつあるのを知っていながら、若手実力ボクサーとの試合を組もうとする。

状況が状況だけに心が揺れるロッキーだが、エイドリアンの悲痛の頼みに思いとどまる。

ロッキー一家は今までのリッチな生活からフィラデルフィアに戻り、昔、エイドリアンとポーリーが住んでいた家に仮住まいを始める。

ロッキーはミッキーのボクシングジムを立て直した。

英雄ロッキーのもとに門下生には不自由はなかったがチャンピオンがいない事務などは

儲かる仕事でもない。

ロッキー一家は慎まやかな生活をしていた。

ある日ロッキーのもとに「トミー・ガン」という若者が訪ねてきた。

「俺のマネージャーをしてほしい。ロッキー、あなたの事はアポロとの初対戦のときから憧れのボクサーだった。」トミー・ガンの熱い想いにロッキーはマネージャーを受けることにした。

ロッキーは自分がミッキーに教わったことを全てトミー・ガンに伝授し、ミッキーがロッキーにしてくれた事をトミーにしてやろうと思った。

2人の絆はより強く深まったが息子Jrは疎外感を感じていた。

トミーの戦い方は現役時代のロッキーそのもので破竹の勢いで連勝した。

トミーの試合にロッキーがセコンドに立つと歓声が沸き、メディアでは「ロッキーのトミー・ガン」と紹介され、トミーの戦い方は「ロッキーのコピー」とさえ言われていた。

トミーの中の自尊心に影をもたらしていた。

そんなトミーに目を付けたのがプロモーターのデュークだ。

デュークの誘惑にトミーはなびき始めついにロッキーのもとを去ってしまう。

トミーの裏切りがあっても、トミーのタイトルマッチをTV中継で応援するロッキー。

トミーはロッキーに教わったことを全て発揮し、見事、王座を獲得した。

感謝すべき人へひとことというインタビューが向けられる。

TVを見入るロッキー。

『ありがとう。あなたのおかげです「デューク」』

目を伏せるロッキー。

会場からは大きなブーイングが鳴り響く。

「なぜだ。俺は勝ってチャンピオンになったんだぞ!

試合後の記者会見でも記者たちから辛辣な言葉が飛び交う。

怒りの興奮が止まないトミーにデュークが言う。

「トミー、あいつらにお前を認めさせるにはロッキーに勝つしかない。」

ロッキーがポーリーと酒場で飲んでいると、外からトミーの叫び声がした。

「俺と勝負しろ」

デュークの思惑が外れ、酒場にいたフィラデルフィアの市民が見守る中、ストリート上でロッキーとトミーが対決を始めてしまう。

ロッキーがトミーに圧勝。

「俺のリングは外だ」と言うロッキー

「これがアメリカだ。」というデューク

 

〇感想

普通に何も考えずに見れば、それなりに楽しめる映画でした

最悪だった「ロッキー4」の試合直後から話を展開させるのはとても良かったと思います。

「4」の出来が最悪だっただけに、ここにつなげる材料になって「4」の存在価値ができたからです

ただ、ロッキーを見続けたものから言うと、まず誰もが言うでしょう。

『ラストの戦いはそれでいいの

だってロッキーはボクシングに全てをかけてきたし、偉大なチャンピオンのアポロという友もいた。

映画の中でもミッキーにボクシングを通していろいろ教わり、また守られても来た。

そんなボクシングを地に落とすような行為

「俺のリングは外だ。」ってちょっと酷すぎる

試合をするのならリングですべきだし、試合をしなくても話のもっていきようはあるはず。

あと、個人的にいらないと思えるエピソードがありました。

・ロッキーが破産する

これは別にいらないと思いました。

ただロッキーがパンチドランカーになり試合すれば危険で引退→ロッキーのもとにトミーガンが来る→マネージャーのやり方をアポロのトレーナー兼マネージャーに相談するとかの話にすればいいのに。

そしてロッキーやアポロがそうであったように「野獣の目」を持たせるため底辺のボクシングジムでトレーニングさせるためにフィラデルフィアを舞台にすればいいことなのに。

良かった点は

・ロッキーとトミーの師弟関係がすごくさわやかだった

特に美術館への階段を2人で走りあがるところとかさわやかだった。

この関係はできれば壊さないでほしかった

・ロッキーが本音を言う場面。

無印」では試合前にアポロとの試合の不安と決意、「」ではエイドリアンを貧乏な暮らしをさせたくないという思い、「」ではクラバーへの恐怖でした。

今回は

ロッキー『あいつを見てみろ。頭にガタが来てフィラデルフィアに帰ってきた。所詮、奴は落ちぶれた能無し野郎なんだ。」って声が聞こえるんだ。』

エイドリアン「誰もそんなこと言ってないわ。」

ロッキー『俺が言ってるんだよ。俺自身の声がそう言ってるんだ。』

ロッキーのこういう本音ってなんか共感できるんですよね

そんなロッキーがまた奮起してがんばって、それを克服するから、観てる側が感動するんですよね。

そんな本音をぶちまける場面をまた入れたことが良かった点です

ただ、それを映画を通して生かし切れていなかったのはちょっと残念

まぁ、細かい点を突っ込まずに見ると、言われるほど酷い映画ではなかったです

僕はエンターテイメントした「4」より、ヒューマンドラマに戻した「5」の方が面白かったし、評価できました

これで、まだ見たことがない「ロッキーファイナル」の期待が少し高まりました

そういえば「クリード2」が作られるって噂がありました。

う~ん。ちょっと不安・・・

 

あと最新情報でスタさんが71歳にして「ランボー5」を作るってことになったそうです

ランボー最後の戦場」のラストがかなりよかったのに・・・台無しにならないことを祈ります

 

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「シングストリート未来のうた」を観た感想(ネタばれ有り)

シングストリート

シングストリート未来のうた ★★★★★プラス
監督 ジョン・カーニー
販売元 ギャガ

 

こんにちは。

しんじです

今回の映画は「シングストリート未来の歌」です

この映画はアイルランドの映画で日本で公開当時はミニシアター系で数か所でしか上演されませんでした。

後に観た人々の評価をもとに全国でロードショーすることになりました。

高校生のバンド、年上の女性・・・青春映画です。

ほぼネタバレしてますので、これから映画を観る方は注意してくださいね。

 

〇ストーリー

コナーは部屋でアコギをつま弾く。

階下では両親がケンカ。

兄貴のブレンダンはプ―。

姉貴は建築科の大学生

そんなコナーの家族

あるとき、経済的な理由でコナーは学費が安いシングストリート高校に転校することになった。

学校はの生徒は授業だろうが騒ぎまくりタバコまで吸う生徒がいる。

だが校長にだけは全ての生徒が服従している。

校長が絶対的権力を握っているのである。

転校したコナーはいじめっ子のバリーに洗礼を受け、顔に大きなアザをつくる。

それを見ていたダーレンがアドバイスと相談があるときは俺を訪ねろ。

呼ぶときは「家の外で叫べ」言う。

コナーは校門の向かい側に立つひとりの女性に目がとまる。

自分より年上で自分が知らない世界を知っていそうな綺麗な女性だ。

女性の名は「ラフィーナ」モデルの仕事をしているという。

コナーは「僕はバンドを組んでいる。今度、僕らのMV(ミュージックビデオ)に出演してくれないか。」と嘘をつく。

コナーは彼女の連絡先を知ると、ダーレに「バンドを組む。誰かメンバーのあてがないか。」と相談する。

そしてダーレンの紹介でギターの「エイモン」、キーボードの「ンギグ」

バンドメンバー募集の張り紙をみて「ラリー」と「ギャリー」が加わる。

バンド名は「シングストリート」

コナーはさっそくバンドの練習デュラン・デュランの曲をやり録音テープを兄貴のブレンダンに聞いてもらう。

「クズだな。最低だ。人の曲をやるな。ロックてのは覚悟が必要だ。テクニックなんかじゃない。」

ブレンダンは兄でありロックの師匠である。

コナー―は師匠の言う通りエイモンの家を訪ねて曲作りを始める。

できた曲をラフィーナに渡すと今度撮影をするから君も出演してくれと依頼するのだった。

撮影当日、ラフィーナは来た。

「いい曲だったから来たの。」

撮影が終わった夜、コナーはラフィーナを自転車に乗せ送る。

ラフィーナは両親がいない16歳。

コナーが家と思っていた場所は児童施設だった。

ラフィーナの家の前で送ると自分よりもはるかに大人の男性がラフィーナを迎えに来ていた。

ラフィーナは彼とこの街からロンドンに行く予定なのだ。

コナーは何曲かエイダンと共に曲をつくり、バンドのレパートリーが何曲かできある。

曲のMVを海の堤防で行った。

ラフィーナももちろん出演する。

撮影が続くと予定にはなかった海へのダイブをラフィーナがするのだった。

すぐさま、助けに行くコナー。

「泳げないのに。なんで?」とコナー

「何事もハンパはだめだよ。」と言うラフィーナにコナーは思わずキスをしてしまう。

バンドも上達し、曲もいくつかできた。

コナーは目標を学校で行われる「学期末ダンスパーティ」で演奏することに決めた。

パーティーの前にMVの撮影をするからとラフィーナに出演の依頼をする。

撮影当日ラフィーナは来なかった。

ラフィーナの住む児童施設にいくと施設内の友達が「彼女は昨夜でていった。」と聞かされるのだった。

海辺でギターをつま弾くコナー。

それから数日後、児童施設の玄関口でラフィーナらしい女性を見かける。

コナーが声をかけると「私は妹だから。」ととぼけるラフィーナ。

公園で話を聞くと彼はお金もなくロンドンで暮らすあてもなかった。

後にケンカになり「おまえみたいなチビがモデルをできるわけないだろう」と言われたのだ。

「わたしMVにしかでていないし、モデルの仕事なんかできないな。やっぱりハンバーガー屋かな。「ポテトいかがですか。」どう幻滅したでしょ。これが私の人生。バーガー屋につとめて15歳の高校生とつるむだけ。」

捨て鉢な彼女の発言にコナーは傷つくのだった。

自分の思う限りの歌詞にエイダンと曲を書くコナー。

ダンスパーティ近く、最後のメンバーを加えるコナー。

いじめっこのバリーだ。

バンドには腕っぷしの強いローディーが必要だ。

戸惑うバリー。

「おい、酒もってこい。また殴られてーのか。」

家の中から声がする。

鬱憤を晴らすために暴力ばかりしてきたバリー。

「前にすすむ。」「何かをつくる。」

コナーのバンドに加わる決意をする。

ダンスパーティー当日、演奏で会場は盛り上がる。

数曲のちバンドのメンバーが反対する中、バラードを歌うコナー。

ラフィーナに届けた新しい曲だ。

その曲のカセットテープを公園できくラフィーナの目には涙があふれている。

バラードが終わり最後はぶっとびの曲をしてパーティが終わる。

「パーティはどうだったよ。」と師匠で兄のブレンダン

「最高さ。」というコナーの言葉とラフィーナが兄の部屋に入ってきた。

「君がラフィーナかい。ん?」

「兄貴、俺たちを港まで送ってくれ。」

「ラフィーナと一緒に祖父のボートでロンドンに行く」

「いつ行くんだ」

「今夜だ。」

 

港に行きブレダンはコナーに「俺の書いた詞だ。いつか曲にしてくれ。」と手渡す。

海を行く小さなモーターボート。

小さくなっていく2人を乗せたボートを見送りながらブレダンは大きなガッツポーズするとやさしく微笑むのだった。

 

感想。

すばらしいです。

すばらしい青春映画です

そしてとにかく曲がいい!!

時代は80年代ですね。

最高の兄貴ブレダンとコナーが夜の7時に「待ってました」とばかりにTVの前を座りMTVを見ている姿。

ああ、これ覚えがあります

僕も兄貴の部屋をたたいて夜の11時ころにTVの前でMTVを観てました。

マイケル・ジャクソン、デュラン・デュラン、カルチャークラブ、ボン・ジョヴィとかいろいろ兄貴とみてました

エイダンとコナーの曲作り。

俺も友達の部屋にギター持って行って一緒に弾いたり、「ね、そこああじゃない。こうじゃないかな。」とか言ってました。

コナーが「曲づくりしよう」と訪ねると「よし、しよう!」とエイダンが言うのがとても気持ちいです

とても懐かしく共感できる映画ですね

そうそう、うちの両親も浮気問題でいつも下の部屋でいつも大ゲンカしていた

僕は部屋でヘッドホンで音楽聞いたり、ギター弾いていたりしてました。

冒頭の場面で思い出しましたよ。

コナーのラフィーナを思う恋心。

15歳という真っ直ぐな気持ちです。

いいですよね。

高校生とか大学生の頃って。

ただただ自分の真っ直ぐな気持ちを伝えることができます。

海辺の撮影が終わった後の電車内。

コナーの遠くからの目線にうつるのはラフィーナ。

この場面も甘酸っぱいです

兄貴のブレンダンは最高にいい奴ですよね

いつでもコナーの相談にのってくれる師匠。

でも一度、心の奥にたまっていた思いを吐いたことありましたよね。

「おまえは俺が切り開いた道を歩いているんだ。。昔は俺がジェット気流にのっていたんだ。」

これは何気ないコナーの「いまさら更生?」って言葉に吐いてしまった言葉ですよね。

とても切ない場面でした

ラフィーナに送った最後の曲はとてもきれいな曲でした。

ラスト、やっぱり兄貴ブレンダン。

いい奴ですね。

この映画、みんなにおススメしたい映画ですね。

あなたの映画を観た後の想いなどがありましたら聞かせてください。

コメント待ってます。

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