「ヤングガン2」を観た感想(ネタばれ有り)

ヤングガン2 ★★★☆☆
監督 ジョフ・マーフィ
販売元 ポニー・キャニオン

こんにちは。

しんじです

今回は「ヤングガン2」の感想を書きます。

1988年「ヤングガン」につづき1990年にこの「ヤングガン2」が公開されました。

チャーリー・シーンに変わり今回は大注目の俳優クレスチャン・スレーターが加わりました。

彼はこの映画の数年後の「トゥルーロマンス」で日本で人気に火が付きました。

ちょっと癖のある役がクリスチャン・スレーターの得意とするところです。

〇ストーリー

道路ができ、車が走るメキシコに近いアメリカのとある場所に馬を引き連れた老人が若手弁護士のチャールズを待っていた。

彼はチャールズに「知事の恩赦を約束されていた」と語る。そして自分はビリー・ザ・キッドだと名乗るだった。

チャールズは証明するものはあるか?例えば傷とか・・・

「傷ならたくさんある・・・」
そしてビリーは若かりし頃の話を始める。

リンカーンの戦いから1年後、ビリーは新しい仲間パット・ギャレット、デイブ・ルダボゥと「チザム」などの牧場から牛を盗むなどして生きていた。

リンカーンではサンタフェファミリーの残党により、自警団の生き残り狩りが始まった。

ニューヨークに移り住んだドクも逮捕されリンカーンの牢屋に閉じ込められ、そこでかつての仲間チャベスと再会する。

ビリーはリンカーンのリンチ集団に化け2人を助け出す。

パット・ギャレットは自警団は知事の売名のためこの先ずっと追われることになると告げられる。

そしてパット・ギャレットは自分に火の粉が降りかかる前に足を洗って食堂を経営すると言い別れを告げるのだった。

ビリーは新たに14歳の少年トム、畑を取り上げられた農民ヘンドリー・フレンチを引き連れメキシコへの旅にでるのだった。

だがメキシコへの旅はビリーの嘘であった。

ちょうどその頃、別れを告げたパットギャレットは大牧場主の「チザム」の知恵のもと判事、知事のもと保安官に任命されていた。

途中、ビリーがメキシコへの旅は自分の嘘だという

メキシコに行けば有名だった自分はただの白人になる。

まるで自分勝手な理由にドクとチャベスはあきれるのだった。

その時、パット・ギャレットとその仲間によりビリーのパーティは襲われドクの命が散り、チャベスはもう助からない重傷を負うのだった。

そして14歳の少年トムもパット・ギャレットの銃弾に散るのだった。

仲間を3人失ったビリーはヘンドリー・フレンチに「お前はバックショット・ジョージだ。」と名前を与えるが、「俺はヘンドリー・フレンチだ。」と言われ別れを告げられる。

まもなくパット・ギャレットに追いつかれ丸腰だったビリーにパット・ギャレット銃声がなるのだった。

翌朝、馬場につないでいたパット・ギャレットの馬が盗まれていた。

「俺は嫌いな奴の馬は盗まない。」ビリーの言葉を思い出すパット。

そして弁護士チャールズに全ての話を終えた老人は背を向けて立ち去るのだった。

「ビリー!」

チャールズが呼び止めた。

 

〇感想

「ヤングガン」の無印はタンストールの敵を討つという物語の根幹があったのですが、「2」はそれがないのがちょっとストーリー的に弱かったかな。

メキシコに逃げない理由は「あっちだと俺は無名だから」という本当に自分がってな理由。

そのおかげで仲間はみんな死んでいくというね

今回の★3つはやはりキャストがみんなかっこいいのとラストの「ビリー」からのボン・ジョヴィの曲に切り替わる時がかっこよかったという理由です。

あ、それとジェームズ・コバーンがでてたのもよかったですね

ほとんどかっこよかったからという理由です

「ヤングガン」を気に入った人には「2」も見ることができるかな。

ただいきなり「2」を観た人は楽しめない映画かもしれませんね。

小ネタとしてパット・ギャレットとビリーを追っていた男がいたのですが、

このひとはロード・オブ・ザ・リングなどに出演していたヴィゴ・モーテンセンです。

この頃の彼はもちろん日本では無名で、気にも留められないモブキャラ的な存在でした。

あなたの好きな西部劇があったら教えてください。

コメントお待ちしております。

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「ヤングガン」を観た感想。(ネタばれ有り)

ヤングガンヤングガン ★★★★
監督 クリスチファー・ケイン
販売元 キングレコード

 

こんにちは。

しんじです

今日は「ヤングガン」の感想を書きます。

この映画は1988年の映画です。

80年代はハリウッドで多くのニュースターが誕生しました。

この映画はそんなハリウッドのニューフェイスを集めて作った西部劇映画です。

出演はチャーリー・シーン、兄のエミリオ・エステべス、キーファー・サザーランド、ルー・ダイヤモンド・フィリップスなどそうそうたるキャストで話題でした。

僕が学生時代の友人が西武新宿線の線路沿いに設置してある巨大看板広告をみて「お~、観いきてーなー」とつぶやいていたのを覚えています。

 

〇ストーリー

ビリー・ザ・キッド、またはウィリアム・H・ボニーは街で追われるているところ、街に訪れていたタンストールとドクに助けられタンストールと5人の若者が住む牧場に身を寄せる。実直なリーダーの「ディック」、ロマンチストな「ドク」、インディアンの「チャベス」、拳闘士の「チャーリー」、嚙みたばこの「スティーブ」の5人は時にはケンカもするが根は真っ直ぐでタンストールに紳士の嗜みと読み書きを教わっていた。

最初はビリーも居心地悪く感じていたが、身寄りのないビリーはタンストールは父親のやさしさを感じ、仲間とも打ち解けあった。

ビリーは生まれて初めて家族のぬくもりのようなものを感じていた。

新年を祝う祭りにみんなで出かけ楽しいひと時を過ごした帰り道、タンストールから少し離れている間にタンストールは銃を乱射されて殺害されてしまう。

犯人はリンカーンの町の有権者「マーフィー」率いるサンタフェファミリーである。

マーフィーは商売敵の英国人タンストールを目の敵にしていたのである。

犯人は誰であるかは明白だが「マーフィー」は街の有権者。保安官をはじめ街のほとんどがサンタフェファミリーの手先である。

タンストールの弁護士「アレックス」は判事と知事の承認のもとファミリーに対抗できる自警団を設立し若者たちを任命した。

だがタンストール殺害に関わった者リストを渡されるとビリーは逮捕ではなく勝手に銃殺してしまう。自警団はビリーのペースに流されるままリストの者を殺害し続ける形になる。

判事・知事のもとに作られた自警団は逆に無法者の集団とされ、マーフィーのファミリー、賞金稼ぎ、政府の軍にまで追われる身になってしまう。

賞金の値はあがり有名な賞金稼ぎが次から次へと命を狙いに来る。

そしてリーダーのディックが散り、仲間はケガと精神的に疲弊、自警団はメキシコに逃げる。

そこにパットギャレットが訪れ、ビリーに「弁護士「アレックス」の命が危ない。家を取り囲み夫婦もろとも殺す計画だ。」と告げる。

自警団はリンカーンの町に舞い戻りアレックスを連れ出そうとするが、既に・・・ファミリー、賞金稼ぎが待ち構えていた。さらにガトリング銃を乗せた軍隊まで到着

荒れ狂う銃弾の中自警団は自らの正義を貫くために対抗する。

 

〇感想

若い力がみなぎる映画です。

当時、チャーリー・シーンやルー・ダイヤモンド・フィリップス、キーファー・サザーランドは大注目されていた若手スターです。

そのエネルギーが伝わってくるような映画です。

作品としてもとても素晴らしいです。

テレンス・スタンプ演じるタンストールは本当に素晴らしい紳士を演じています。

このタンストールの魅力がなければこの映画はなりたたないでしょう。

主役のビリーは身勝手で仲間を地獄に導くような奴で銃弾が飛び交う危険な状態になればなるほど奇声をあげて生きている喜びを感じるいっちゃてる奴なんです

だから時々憎たらしく感じることもあります。

ただ、時々ビリーが寂しそうな顔したりすると放っておけない。

エミリオ・エステベスがそんなビリーを見事に演じています。あの癖になるような笑い声。ぞくぞくします

ビリーのこんな場面が好きでした。

チャーリーが娼婦抱いている間、酒場にて待つビリーと仲間。

そこのカウンターで「俺がビリーを見つけたら殺る自信がある。なんでも奴は寂しげな口笛をよく吹くらいい。」という言葉が聞こえた。

その男にビリーは近づいて行って、「銃を見せてくれ。」とせがむ。

「小僧、銃は触ったことがあるのか。ビリー・ザ・キッドを見かけたら俺に教えろよ。」と銃を手渡すとビリーはこっそりと銃弾を抜く。

そして男に銃を返すと「あっ、ビリーだ!」と声を上げる。

男が見ると鏡でにやけるビリーの顔。

「小僧、悪ふざけもたいがいにしろ!」

「ひゅ~ひゅひゅうひゅ~♪」と口笛を吹くビリー。

男がハッと気づき銃をカチカチカチ!弾はでない。

バーン!

「ぎひゅっひゅっひゅっひゅ」(独特な笑い)

この時、仲間はあきれるというか、またやりやがったって顔をするんです。

ビリーという人物がよくわかる場面です。

 

僕はこの作品でルー・ダイヤモンド・フィリップスが一番好きです。

この作品での彼は本当にかっこいです。

特にチャベスがリンカーンの町と反対の方に逃げるとビリーに告げると、ビリーが「お前はこんなことがあったのに逃げるなんて平気なのか?」と責める場面。

そのときにチャベスが「平気か?」と聞き返しながら自分の部族がマーフィーや軍にどんなに残酷な殺され方をされたかを説明するときの顔は忘れられません。

そしてラスト、アレックスの家で荒れ狂う銃弾のなか、命からがらだが、まんまと脱出した自警団。

地団太ふんで悔しがるマーフィ。

くそっくそっと悔しがるマーフィーの背筋が凍ったのはそんな瞬間。

ビリーが単独で戻ってきてマーフィーに銃の照準をあわせていた。

「サノバビッチ、マーフィー」

眉間に穴が開いたマーフィーみて胸がスッとしました。

いい顔してますジャック・パランス。

さすが名優ですね。

とまぁ、見どころたっぷりの映画ですので、西部劇は観ないような女子にも超オススメですよ。

この映画は続編もあるんで、引き続き続編の感想も書きたいと思います。

小ネタですが、いつもビリーたちの見方をしていたとても良い人で弁護士のアレックス。

この人は「LOST」ジョン・ロック役のテリー・オクインさんのちょっと若いころです。

あなたが好きな西部劇があったら教えてください。

コメントお待ちしてます。

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感想(0件)

 

マグニフィセント・セブン(ネタバレ有り)

マグニフィセント・セブン

マグニフィセント・セブン ★★☆☆☆
監督 アントワーン・フークア
販売元 ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

こんにちは。
しんじです
今回は「マグニフィセント・セブン」をAmazonプライム観ました。
初見です
この映画の前情報を一切調べずに観たのですが、映画のエンドロールで聞きなれた西部劇の音楽が流れてきて、「もしや?」と思ったら「荒野の7人」のリメイクだったんですね。僕は「荒野の7人」もその元となる黒沢明監督の「7人の侍」も観たことがありません。
ですので、まるっきり新しい映画として観ていました。

〇ストーリー
「ローズ・クリーク」の町は「ボーグ」という人物に支配されていた。

「ボーグ」は金鉱の採掘をして、40人ものならず者の用心棒を雇い、反対する者には「死」という恐怖支配をしていた。
町の人々は土地は安く買い上げられ、安い賃金で強制労働を強いられるという苦しい生活をしていた。

ある日、教会で町の人々が集まり、「ボーグ」の支配から逃れるための相談をしていた。
そこにボーグ一味が乗り込んできた。
ボーグに反対する町の人々と「エマ」の夫は殺されてしまった。

賞金稼ぎの「チザム」はアマドール・シティで一仕事終えたところだった、その腕を見込まれエマにボーグ倒しを頼まれるのだった。


エマは「町の人々の思い」と用心棒代を差し出すとチザムは「町を救うためなのか復讐なのか」を問いかける。
エマは「復讐のため」と答えるとチザムは用心棒を引き受けるのだった。

チザムはギャンブラーの「ジュシュ・ファラデー」、

凄腕の狙撃手「グッドナイト・ロビショー」、

ロビショーの相棒「ビリー」、

チザムが追う賞金首「バスケス」、

インディアン狩りなどをしていた「ジャック・ホーン」、

ネイティブアメリカンの「レッド・ハーベスト」

を仲間にする。
多勢のチザム一味に対抗するため、チザムは町の人々に自分たちで立ち向かうことを説き、町の人々を訓練するのだった。

そしてチザムと対決する日が来た。

〇感想
前半は★★★★☆をつけてもいいかな。と思っていました

黒人の賞金稼ぎの現実性は置いといて、チザム(デンゼルワシントン)のガンアクションがかっこよかったので期待がふくらみました
そしてイカサマギャンブラーの「ファラデー」の抜け目なささにも、何かやってくれる期待感もありました
昔馴染みのロビショーとビリーまでは、まぁ良いとしましょう。
ただ、ほかの仲間に関しては、仲間になる動機がいまひとつ希薄すぎます
「正義の為」「町を救うため」それだけじゃ希薄ですぜ、だんな
ネイティブアメリカンのレッドなんか、チザムと見つめ合っただけで仲間になっちゃうんだもん。(見ず知らずの通りがかったインディアンですよね・・・
別にそれぞれの過去を掘り下げるわけでもないし、仲間同士の絆が深くなったわけでもないのです。
そのためラストのボーグとの戦いの中、秘密兵器ガトリング銃によって仲間が次々と犠牲になっても、あまり感じるものがないのですよ
しかも、町の人々の訓練もあまり役立ったとも思えないし、間延びしすぎの演出が多い
もっとボーグ一味をあの手この手でコテンパンにする形じゃないとスッキリしないんじゃない??
おまけに最後の最後でチザムとボーグの因縁が明らかになるのですが、唐突すぎます
もっと伏線はらないとダメですよね
ロビショーのいざとなると人を撃てないエピソードとかも、「それっていらなくない??」って感じでした
一言で言うと「7人のキャラが立ってない」ということです
というわけで、後半になればなるほど「」の数が減っていきました。
「荒野の7人」同じ内容なのかな?

このストーリーに似た西部劇映画をひとつ知っています。
僕のビデオコレクションにある「ヤングガン」です。


英国紳士「タンストール」は5人の若者に、労働と紳士としての教育を施していた。
ある日、タンストールは追われる身のビリー(エミリオ・エステべス)を救った。
将来を夢見る若者達とビリーの平和の日々長くつかなかった。

権力者マーフィー一味の策略のもとタンストールは殺されてしまったのだ。
ビリーと若者達は保安官、軍隊、マーフィー一味に追われる身となりながらも、タンストールの仇をとるため最後の闘いをします。

一見、違うようですが、対立の構図がよく似ているのです。
だけど、こちらの方が仲間の絆や勝てない闘いに身を投げうつ動機もあり、最後ガトリング銃により仲間の死も悲しく壮絶です。

最後の最後に一発の弾丸をマーフィーの眉間にくらわすビリーにスッキリします

若いころのチャーリーシーン、ルー・ダイヤモンド・フィリップス、キーファー・サザーランドがでていて豪華です
ビリーはちょっと嫌な奴でイラっとするときもあるけど、映画はかなり面白い作品ですので、ぜひ観てください。

おススメです

あなたの面白いと思った西部劇とかあったら教えてください。
コメントお待ちしてます

 

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感想(2件)

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を観た感想と紹介(ネタバレ有り)

ダンス・ウィズ・ウルブス

ダンス ウィズ ウルブズ ★★★★★ プラス★★★
通常版 3時間 特別版 4時間
監督 ケビン・コスナー
販売元 東北新社

こんにちは。
しんじです
今回の映画は「ダンス ウィズ ウルブズ」です
「生涯で観た中で素晴らしい映画を5本選んでくれ。」と聞かれたなら、必ず入れるであろう映画です
今までアメリカの開拓時代の映画は「カウボーイ」や南北戦争の「士官」もしくは奴隷時代の「黒人」でしたが、この作品はネイティブアメリカンに焦点をあてた作品です。
この映画は間違いなくその後のハリウッド映画に多大な影響を与えました。
「アバター」や

「ラストサムライ」

は間違いなくこの映画を意識して作られた作品だと思います。

ストーリー
時は南北戦争、アメリカ開拓の時代。
南北戦争で血を血で洗う闘いにやるせなさを感じ、自分の足も重症を負った「ジョン・ダンバー」は自暴自棄となり、膠着状態の戦火の中、敵中ひとり馬にまたがり疾走する。


その姿に北軍の士気が上がり勝利をおさめることとなる。
ジョン・ダンバーは褒美に一頭の馬「シスコ」とともに、開拓最前線の辺境地セッジウィック砦に赴任することとなる。
ただ一人砦についたダンバー中尉は日々の日課を果たしながら援軍の到着を待ちわびていた。


そんなある日、ひとりの風格の良いインディアンが現れた。
彼はスー族の聖人「蹴る鳥」である。
「蹴る鳥」は、彼らスー族の生きる糧となる「バッファローの群れ」の現れる「兆し」を探して荒野にでていたのだ。
広大な荒野の中、ひとりきりでいるダンバーに、その「兆し」をみた「蹴る鳥」。
そこから彼らの交流が始まっていく。


ダンバーは彼らの調和のとれた社会に触れていくうちに、人間として一番大切な事を知ることになる。
スー族の社会に共感し、スー族の勇敢さ、やさしさ、愛を知り、ジョンはスー族へと傾倒していく。


そして彼らに認められた時、彼は「シユグマニツトンカ オブワチ(狼と踊る男)」というスー族の名を与えられる。

感想
もう素晴らしい以外の言葉はない作品です
アカデミー賞候補作品、アカデミー賞受賞作品の中には「あれ?」と思うものもあるのですが、これはアカデミー賞7冠も納得の映画です
素晴らしい映画は脚本がとにかく素晴らしいのですが、この映画で僕が一番感心するのが、3時間という長い映画でありながら、少しも間延びをすることがないところです

ひとつひとつの場面の風景がすごく雄大で美しく、セリフの間や行動の間に「機微」というものを感じます

そしてこの物語がまずは「ジョン・ダンバー」の目で語られるのです。
彼が日々記す「手記」を、観る側が紐解いていくような感覚になります
そこには雄大な自然があったり、彼の感情があったり。


いつの間にか私たちがジョン・ダンバーになったように映画の場面を観ているのです。

この映画で僕が好きな場面を何か所か書きます

ジョン・ダンバーが「蹴る鳥」と出会い、交流が始まり、何回か「蹴る鳥」「風になびく髪」そのほかスー族の仲間で砦に訪れます。
ある訪問の時、遠くのスー族の仲間に手を上げると、その中の一人が手を上げ返します。
他の者たちは手を上げた者の顔を覗き込むのですが、この場面が僕は凄く好きです。

映画のスケールの大きさを表すかのようなバッファーロー狩り。
もうこの場面は観たままの迫力です
僕はこの映画を映画館でみることは無かったのですが、それが悔やまれます。
このバッファローの迫力。
凄まじいです
この時、ケビン・コスナーはスタントマンを使わずに、自ら馬に跨り銃をうつアクションをしていたそうですよ。
地は穴が開き、バッファーローは走り回る中、疾走する馬の上で手綱を離してライフルを撃つアクション。
いや~命がけのアクションですね。

凄いです

バッファロー狩りの夜、宴が盛り上がる中、ジョン・ダンバーの士官の服に興味をもつ「風になびく髪」
ジョン・ダンバーが彼に制服を着せると、彼は戦士の飾りを首から外し、ジョン・ダンバーの首にかけます。


ジョンは「これはもらえない。」と言うが、交換します。


そのあと、宴が盛り上がる中、ひとりのインディアンが士官の帽子をかぶって入ってきました。

ジョンは「それは俺の帽子だ。」と言います。
彼は「これは荒野に落ちていたのを拾ったから俺のものだ。」と主張。
首長「10頭の熊」と「石の子牛」はその場を見守ります。
「風になびく髪」は「それは中尉がかぶっていた事はみんな知っている。欲しいのなら何かと交換しろ。」と説得。
彼は自分のものをジョンに与え交換します。
「風になびく髪」は「良い交換」と笑顔をつくります。

この場面はまさしく調和をとることの大切さと、スー族の社会を表しています。
ここで首長「10頭の熊」と「石の子牛」がだまっているところが素晴らしいですね。
これは人から言い聞かせられることではなく自分たちで解決していくことだ。
あたり前なことに首長は口を挟まないのでしょうね。

ジョンが「拳を握り立つ女」の事で相談する場面。
思慮深い「石の子牛」が盾の飾りを付けている。
ジョンが相談しているのはこのひと場面なのですが、きっといろいろな事を「石の子牛」から学ばせてもらっていたのではないかな。と想像される場面です。

「石の子牛」は首長にかなり信頼されている男と思われます。
例えばジョン・ダンバーのことで最初に話し合いが行われたとき、「風になびく髪」が「奴が特別な存在なら、俺が矢で射貫いてやろう。特別な存在なら死なないはずだ。」と強硬な意見を言うと、首長が「石の子牛」へ目くばせをするのです。
そして「白人を殺すのは良くない。彼らはそれを理由に押し寄せてくるからだ。」という意見を言います。

 

この映画の最大のテーマを語る部分です

「蹴る鳥」と「狼と踊る男(ジョン)」は聖地へと行きます。

その途中で「蹴る鳥」は言います。

「この世で生きる道はいろいろあるが、

何よりも大切なことは

本当の人間の道を歩むことだ。

君は今それをしている。」

ラストの場面。
ジョンが旅立つとき、「蹴る鳥」はパイプ「笑っている顔」は無くした手記、そして「風になびく髪」は永遠の友情を示す。

ここは胸が熱くなりました
最後の最後まで心揺さぶられる映画でした。

もしこのブログを読んでるかたで、まだ観ていない人はぜひ観てください。
強くオススメしますよ

テンポ良く観たい人はオリジナル版の3時間。
もっと丁寧に場面の背景を知りたい人や場面をかみしめてみたい人には4時間版がお勧めです

「ダンス・ウィズ・ウルブズ スペシャルエディション」を持っているのですが、「3時間版」「4時間版」と「メイキングに関する出演者のインタビューDVD」を観ることができますよ

このブログを観ていただいてありがとございます。
あなたの生涯映画がありました教えてください。
コメントくださいね

 

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感想(0件)